足場代を節約したいと考える人は多い

外壁塗装の見積もりで大きな割合を占める「足場代」は、一般的な戸建てで15〜25万円程度かかることもあり、「足場を組まずに済ませられないか」と考える方は少なくありません。しかし、足場なしでの外壁塗装には安全面・品質面で大きなリスクが伴います。

足場を組まない工法は存在するが推奨されない理由

  • 高所での安全性が確保できない:はしごや高圧洗浄機のロングホースだけで2階以上の外壁に対応する業者もありますが、作業員の転落リスクが高く、労働安全衛生法の観点からも推奨されません。
  • 仕上がりのムラが出やすい:足場がないと均一な塗布や十分な乾燥時間の管理が難しく、塗膜の厚みにムラが出て、耐用年数が短くなることがあります。
  • 下地補修が不十分になりやすい:ひび割れやコーキングの劣化箇所を近くでしっかり確認・補修できないため、隠れた劣化を見逃すリスクが高まります。

足場代を安全に抑える現実的な方法

  • 屋根塗装と同時施工する:足場代は1回分で済むため、外壁と屋根を同時に依頼すると総額を抑えられます。
  • 複数社から相見積もりを取る:足場代の算出方法(平米単価・一式料金)は業者によって差があるため、比較することで適正価格が見えてきます。
  • 自治体の外壁塗装補助金を活用する:足場代を含めた総工事費用の一部が補助対象になる自治体もあります。

まとめ

足場を組まない外壁塗装は安全性・品質の両面でリスクが大きく、基本的にはおすすめできません。足場代を抑えたい場合は、屋根塗装との同時施工や複数社比較、補助金活用など、安全性を損なわない方法で総額を下げる工夫をしましょう。